2006年からヨガの指導を始めたジャネットは、ヨガとマインドフルネスを統合させたティーチングに情熱を注いでいる。著書に『ヨガとマインドフルネスのある暮らし』(2014)、『人生の光と陰』(2017‧共に邦題仮)があり、TEDxなどのイベントに登壇するなどスピーカーとしても活動する。
ヨガ哲学、仏教、精神性を統合させたティーチングスタイルは、ヨガ講師として、またマインドフルネス講師として、身体的なテクニックだけでなく、健全な感情バランスを育むための指導をしている。バロン‧バプティストやポール‧グリリーといった著名ヨガティーチャーのアシスタント、禅僧ティック‧ナット‧ハーンのリトリートでヨガ講師を務めるなど豊富な経験を持つ。
Lululemonアンバサダー(2009)、Easyogaアンバサダー(2010-現在)としても活躍し、アジア各国の新聞、雑誌、ラジオ、トークショーなどメディア出演も多数。
香港大学において仏教学の修士号課程を修了し、2018年より同大学の修士課程「仏教カウンセリング」にて客員講師を務めるほか、認知セラピーに基づいたマインドフルネスティーチング(MBCT)の基礎コース、常霖法師のマインドフルネスプログラムグにて客員講師として教鞭を執る。香港がん基金、法鼓山文教基金、マギーズキャンサーケアリングセンター、I’mperfect、NLPRAなどのNGO/NPO団体を通して、コミュニティーに調和と癒しを届ける活動に積極的に協力している。
マインドフルネスのプラクティスは、どんな状況にも動じない平穏さを育んでくれます。マインドフルネスは常にポジティブ思考を保つことではなく、あるがままを受容する姿勢を指します。
多種多様なスピリチャリティを学び、自分自身について探求し、他者をつぶさに観察するなかで、どの教えもひとつの真実を指し示していることに気づきました。それは、人生は成長し、拡張し、自由と表現を求めるものであり、人生は光と陰、その両側面を内包しているということです。自分自身に備わる真の可能性を見い出す旅は、あるがままの自分自身を受け容れることから始まるのです。
ジャネットのティーチング(グループレッスン、プライベートセッション、ワークショップ、リトリート、ティーチャートレーニングなど)は、対象によって講義内容は異なるものの、一貫して参加者の“気づき”を促し、日常生活に生かせるようにプログラムされています。座った瞑想、ヨガのアーサナ、自己内省のプラクティス、またマインドフルネスを日常に取り入れる方法など、多様なアプローチで展開されています。
アーサナとアーサナを流れるようにつなげるシークエンスを取り入れるヴィンヤサ。立位、リズミカルなフロー、アームバランス、逆転、後屈など多様なアーサナを用いて、自身の快適な領域を広げていく陽ヨガ。座位や仰向けのポーズを保ち、靭帯や筋膜などの結合組織をストレッチすることで内側のエネルギーの流れを活性化する陰ヨガ。陽ヨガは体の耐性や筋肉の強さをつくるとともに、陰ヨガではゆだねる、受容するなど内側の質を育みます。
陰陽ヨガは、生徒の状態によって、汗が滴り落ちるようなアクティブなプラクティスにも、癒しの体験にもなり得ます。その時々の内側のバランスを探ることで、毎日の生活に穏やかさがもたらされるでしょう。
困難な体験は姿を変えた「師」です。正しく理解すれば幸せな人生や自分自身の成長へとつながりますが、教訓の解釈を間違えてしまうとやっかいないことになりかねません。
プライベートカウンセリングでは心を開いて素直に会話をすることから始まります。クライアントの方の状況に応じて瞑想、内省日記、毎日の練習の宿題などを取り入れていただきます。